2015年4月27日月曜日

「数学嫌い」な人間にしないためには


毎年新学期の時期になると、
ブログの題材にしたくなるのが
『 数学は「連続性」のある教科である 』ということです。

理科や社会と違い、小学校の算数が分からない生徒は、
中1の数学につまずき、中1の数学がわからない生徒は、
必ず中2の数学につまずきます。

つまり、弱点をそのままにしておくと、
確実に「数学嫌い」な人間になってしまうのです。

新学期を「算数・数学の連続性」を考えるきっかけに
してほしいと考えています。
 逆を言うと、「算数・数学の連続性」をしっかりと
クリアしておけば、算数・数学は5教科の中でも
一番得点が簡単で、楽しい教科になります。

たった5年くらいで生まれる差は、子供にとって
本当に大きな学力差となり、自信の差にも
つながってきます。

泰成ゼミナールは、「無学年」方式での指導を得意とし、
生徒の個性や状況に合わせて指導をしております。
ぜひ、早めにご相談いただければと存じます。 

2015年4月13日月曜日

何かをできるようになること


今年も新学期の授業が始まりますが、
学校の授業や教科書のもとになっているのが
国が定めた「学習指導要領」です。

指導要領は時代の変遷に合わせて
だいたい10年に一度、改訂が行われてきました。

現行の指導要領は
 ・小学校が2011(平成23)年度から
 ・中学校が2012(平成24)年度から
 ・高校が2013(平成25)年度入学生から
順次、全面実施に入っています。

そして、次の指導要領の改訂の話です。
すでに道徳や小学校英語の教科化などのニュースが
出てきており、次回も大きな改革が行われそうです。

文部科学省の有識者検討会が指導要領改訂に向けた
「論点整理」を行っていますが、教科縦割りになりがちな
指導要領の在り方を改める方向のようです。

「何かを知っていること」よりも
「何かをできるようになること」(資質・能力)を重視する
方向性を明確に打ち出していることが注目点です。

教科の内容重視から、
「教科を超えた力」重視への転換

状況によっては、教科をまたぐ単元カリキュラムも
必要になるかもしれません。

時代に合わせた指導が行えるよう、
しっかり対応して参りたいと存じます。