2016年5月31日火曜日

文章題ができない

計算は得意だけれど、
文章題が苦手!

という、子どもは少なくありません。

実は、文章題をできなくしてしまっているのは、
そばにいる大人の責任が大きいです。

例えば、子どもが文章題に向かう時、

・まだ文章を読んでいない
・文章を読んでも、情景が整理できていない
・文章を読んでも、求めるものがわかっていない

など、いずれかの状況にあるにもかかわらず、
周りの大人がイライラしてしまい、
文章題の結論を口や顔に出してしまうことがあります。
人が人に教える難しさの一つです。

もし、お子様が文章題に向かうことがあれば、
次のことを意識していただければと思います。

<親御さん>
お子様が自分で(解法を)決めるまでは
表情に出さずに、ただニコニコしている

もしくは、

ショウインの学習スタイルのような、
自立学習力を養う学習システムを活用する。


適切な環境で、読解力や人に伝える力が育まれると、
文章題を含めて、算数・数学は得意になります。

もし、お子様が小学5年生以上であり、
問題の意味を考えることよりも、早く式を覚え、
計算が早くなることに重点を置いているのなら、
そろそろその学習法を見直す時期かもしれません。

自分で考えることをしない子どもは、
学力の伸びに必ず限界がでてきます。

お子様の勉強をお考えの際は、
ぜひ、「自立学習力」という点を意識して
いただければと存じます。

この力は、高校・大学・社会に出ても、
一生欠かすことができない底力となります。

2016年5月16日月曜日

成績を上げるために

どうやって成績を上げるのか・・・

このテーマでお悩みの親御さんは本当に多いです。

家庭教師、通信教育などをやらせても

成果が出ないということであれば、

お子様の学習手順を見直されるとよいかもしれません。

実は成績を上げるためには、コツと手順があります。


まず「わかるところから始める」ことです。

小さな「わかる」を積み重ねて、

自信とやる気、楽しさ、集中力を育むことです。


次に、小さな「わかる」を積み重ねて、

実際に単元をクリアさせることです。

このとき、「小さな目標の達成」を認めてあげると同時に

具体的に「得点」を意識させることが大切です。

  「次は、前よりも良い得点がとれる!」

と、お子様の心の中で「悔しさ」と「培った自信」で

化学反応が起きると、「次のステージへ引き上げる学力」

が生まれてきます。

( 泰成ゼミナールでは、「わかるまで先に進ませない」という

 ショウイン式指導方法も取り入れ、厳しさの中にも、子どもたちの「伸び」を

 信じることに重点をおくようにしています。)


最後に、「わかるまでくり返す」ことです。

目標が見えたなら、その目標を達成できるまで、

学習内容が理解できるまで、自らの力でくり返すこと。

学力を高める姿勢、行動力を育む、極めて重要な点です。

( 泰成ゼミナールでは、学習システムも使用し、

 お子様がわかるまで繰り返さざるを得ないように

 仕組み化しています。)


・わかるところから始める

・わかるまで先に進ませない

・わかるまでくり返す


この3つがしっかりと定着した子は、学力アップはもちろん、

高校や大学、社会人になっても、生涯を通して、

正しい学習の仕方を習得したことになります。

ぜひ、小・中学生のうちに、生涯にとって大切な学習スタイルを

身に付けてもらえたらと思います(^^)